巻出機→エッチング本体(SUS)→水洗部(PVC)→乾燥部(SUS)→巻取機へ
IT関係でのウエット装置では処理される製品の多くは最先端の技術の結集であるため、お客様との仕様打ち合わせ・連携が欠かせません。
IT関係のウエット装置(現像装置・エッチング装置等)ではさまざまな薬液が使用されております。薬液によってさまざまな材質の処理槽・タンクが選定されますが、当社ではSUSを基本ベースとしたラインはもちろんのこと、PVCやPPをベースとしたラインにおいても対応いたしております。
エッチングや現像装置といった装置では、ステンレス製が得意な会社とPVCやPP製を得意とした会社で大きく二分されております。 その理由としまして、材質・素材が根本から違うことに起因しているからです。たとえば、ステンレスの溶接とPPの溶接を例に挙げますと使用する溶接機も技術も全く違います。
Tig溶接技術者(日本溶接協会認定資格取得)のみに製作を義務づけています。
溶接技術:PVC・PP溶接技術者(日本溶接協会PVC・PP認定資格取得)のみに製作を義務づけています。
このように専門的な技術が必要となりますので、一貫製作を行う製作会社が極端に少なくなり、ほとんどが「縦割り」となります。
このような装置製作業界ですが、装置を発注されるお客様からは「ステンレス製もPVCあるいはPP製も一貫して製作してほしい」とのご要望があります。株式会社エスケーテックでは、お客様からの様々なご要望にお応えするためにステンレス製装置からPVC・PPまで一貫製作できる体制を整えております。また、SUS溶接配管・PVC配管 ・PP配管など専門の配管も専用スタッフが対応いたしております。さらに供給機(巻出機)・乾燥機・受取機(巻取機)との組合せにより一連ライン化もご提案いたしております。